「頭がかゆくてついポリポリと掻いてしまう」このような経験は誰でも一度はあるのではないでしょうか?
頭皮のかゆみを感じたら、何らかの影響で頭皮が炎症を起こしていたり、かぶれていると考えましょう。
また、かゆみはフケなどを伴うことも多く、かゆみが我慢できなくて掻きむしってしまった結果、症状がさらに悪化するという悪循環に陥ることも少なくないようです。
なぜ頭皮がかゆくなるのでしょうか?ここでは、かゆみを引き起こすと考えられる主な原因をご紹介します。
かゆみを引き起こす6つの原因
頭皮が乾燥している
かゆみを感じる人の大半が、頭皮の乾燥が原因であると言われています。
頭皮が乾燥すると“かゆみ”を感じやすくなります。特に秋から冬にかけて空気が乾燥する季節は、頭皮の乾燥も促進されてしまいます。
頭皮の乾燥による“かゆみ”がある人は、1年中同じシャンプーを使っていませんか?
春~夏の季節は問題がなくても、特に外気が乾燥する冬季は、同じシャンプーでも乾燥を感じることがあります。程よい洗浄力や保湿力のあるシャンプーに変えるだけでもかゆみが収まることがあります。
洗浄力の強いシャンプーの影響
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮の負担になりダメージを与えます。
洗浄力が強いシャンプーは脱脂力が強く、頭皮に必要な皮脂までも取り除いてしまうため、頭皮が乾燥し、その影響でかゆみを引き起こすことも。
刺激の強いシャンプーを使い続けることは頭皮に深刻なダメージを与え、かゆみだけでなくフケやべたつき、抜け毛など様々なトラブルを招く恐れがあります。
特に注意したい成分は合成界面活性剤の一種である「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」これらの成分は主に市販のシャンプーに多く配合されている成分で、強い脱脂力があり、かゆみやフケを引き起こす原因になります。今すぐあなたが使っているシャンプーの成分表示をチェックしてみましょう。
ヘアケア剤や整髪料が頭皮に残ることで起こる炎症
ヘアケア剤やワックスなどの整髪料が頭皮の残ると、炎症を起こしかゆみを引き起こしてしまいます。これはシャンプーの時のすすぎ不足が大きく関係しているので、正しいシャンプーのやり方を意識してしっかりと洗浄することが大切です。
また、使用しているヘアケア剤や整髪料自体が肌に合っていないことで、頭皮がかぶれてかゆみを感じることもあります。
ゴシゴシ洗いや爪でひっかいたことによる頭皮の炎症
かゆみが気になるとついシャンプーのときにしっかり洗おうとゴシゴシと力を込めてしまったり、
爪で引っ掻いたりしてしまうものです。このような乱暴なシャンプーのやり方は頭皮を傷つけ、そこから炎症が起こりかゆみを招くことに。
頭皮についた汚れや毛穴つまりをしっかり取り除くことはまず第一に大切なことですが、その前に強く洗いすぎていないかという点を意識するが大切です。
頭皮を不衛生にすることによる、細菌の繁殖
シャンプーの回数が極端に少なかったり、洗髪をせずに眠ってしまうなど、頭皮を不衛生にしたままでいると、頭皮環境を悪化させる細菌の量が増加します。
頭皮に細菌が繁殖すると免疫力が低下し、敏感肌に。少しの皮脂や刺激でもかぶれてかゆみを引き起こすなど、トラブルの起きやすい頭皮になってしまいます。
間違ったシャンプーのやり方による頭皮環境の悪化
以下のようなシャンプーのやり方はかゆみを引き起こす可能性があるため注意しましょう。
- ゴシゴシと力強く頭皮を洗う
- 爪で引っ掻く
- シャンプーの原液を直接頭皮につける
- 熱いお湯で短時間にシャンプーする
- 洗浄力の強いシャンプーを使う
- すすぎ時間が短い
このようなシャンプーのやり方は、上記にも紹介したようなヘアケア剤や整髪料の洗い残しが起こったり
頭皮の炎症を招いてしまいます。間違ったシャンプーのやり方は様々な頭皮トラブルの原因になるので要注意です。